斉は需要地帯の中原に塩を運ぶため、船舶を持っていました。 当時は民間の船舶でも直ぐに軍事用に転用できますから、斉は歴とした水軍国だったのです。 対する鄭も、川沿いに発達した大型の都市国家で、水軍を有しています。 隠公3年にはこうして両者が手を結びました。 これにより、同年末までには 周・虢・宋・魯(本家)・衛・紀・戎・莒の連合軍 対 鄭・邾(魯の分家)・斉の同盟軍 の構図の構図が成立します。 (続く) 追記 真説「春秋」、真説「論語」、並びに真説「孔子」を、故宮崎市定先生に捧げます。
by 1-shikou
| 2008-04-12 16:05
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