黄河中流域、所謂「中原」の都市国家文明の刺激を受け、真っ先に成立した「領土国家」が斉であった。 しかし、最初の「領土国家=覇権国家」であって、唯一の存在ではない。 換言すれば、盟主の座から滑り落ちたのである。 この「元覇権国家」ほど、厄介な物はない。 かつての栄光に縛られるからである。そして、現実が見えなくなってしまう。 その外交方針は「現実」と「幻想」の間を揺れ動く。 そう、初代にとって、赤の他人の二代目ほど憎い者はない。 次回はその「赤の他人」に触れる。 (続く)
by 1-shikou
| 2007-12-11 22:09
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