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領土国家について再掲する。 「領土国家」 (国名 姓 爵位) 斉 姜 侯爵 晋 姫 侯爵 楚 姫 子爵(前704年より王を自称) 本ブログでは、斉、晋、楚の三国を領土国家と規定しているが、その共通点は、 「中原の外縁部に位置し」 「中原、すなわち都市国家文明に触発された異民族集団で、姓は後の作り事に過ぎず」 「更に外側に拡大するとともに、それによって国力が充実すれば、中原に勢力を伸ばす」 ことが挙げられる。 すなわち、領土国家とは、真の意味での「覇権国家」であり、春秋の歴史とは、「攻撃力が防衛力を凌駕する過程」であるとともに、「中原を巡る領土国家の争いの記録」とも解釈できるのである。 その中で、まず登場するのが「斉」である。 (続く)
by 1-shikou
| 2007-12-03 23:03
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